立春の卵

   

   もうすぐ 立春です。「立春には卵が立つ」と言われています。

 

    これについて人工雪を初めて作った故中谷宇吉郎先生は

   「立春の卵」という随筆を書いています。

    その中で、卵は立春の日だけでなく、他の日でも立つことと

    その理由を述べています。

 

    先日 私が何気なく卵を置いたら、卵が立ってしまいました。

    カミさんが買いものに出かけていたときでした。

    お昼にラーメンを作ろうと、鍋をのせ、火をつけました。
 
    そしてラーメンに入れる卵を何気なく置いたら、そのまま立った

    のです。

 

   卵の立った様をカミさんに見せようと、ガスの火を消し、卵が倒

   れないように、そっとその場を離れました。

 

   やがて カミさんが戻ってきたので、卵を見せました。

   が、こちらが期待したほどの反応が無くガッカリしました。感受性

   に乏しいのでしょうか?

 

   卵をラーメンに入れてしまってから「そんなに嬉しいのなら、写真

   にとっておけばよかったのに・・」ですって。
 
 

   知人にこの話をしたら、そんな日に宝くじを買えば当たったかもね・・

   だそうです。

 

 

   クイズ

 

   「いま一歩、踏み込んだ清潔感」のプレートが貼ってありました。

   どこだと思います??

   (四谷税務署の男子トイレでした)

 

図書カードに絡むちょっとした心遣い

    
   図書カードで本を買いました。5,000円のカードです。5,000円未満の       
  買い物をしたときには、おつりはもらえません。今回は譲渡所得の本他       
  で、5,000円を少しオーバーする買い物をしました。ところがこの店では、       
  会員には10%引きで販売していましたので、4,900円程の買い物にな       
  りました。       
  100円程あまっていましたが、大した金額でありませんので、このままで       
  かまわないと思いました。レジの人はまだ100円程余っているので、何か       
  買ってください。とレジの前のボールペンをつけてくれました。       
  それを足して計算すると、4,998円。ほとんどロスなし。       
  レジの人のちょっとした気くばりで、1日のスタートを気持ち良くきれまし       
  た。我ながら頭の単純さに呆れますが・・・。       
   人件費を抑えるため、アルバイトを使うことが多くなっています。       
  アルバイトは客に喜んでもらおう、もう一度来てもらいたい、来てもらうた       
  めにはどうしたらよいか、など考えません。       
   イスラエルでの体験談を聞いたことがあります。レストランに入って、       
  注文しようと手を上げても、ウエートレスが目を逸らすのです。ウエート       
  レスにとっては、お客に喜んでもらう、店が繁盛する、ことなどどうでもよい       
  のです。自分の仕事を増やさないで、同じ賃金を貰えればよいのです。       
  こうなると、安い労働が経営者にとってプラスなのか、どうか分からなく       
  なりますね。       
       

他人の考えに耳を傾けるということ

    
    この夏も、故郷 北海道余市町に帰りました。余市町は積丹半島の付       
   け根にある町で、昔は鰊漁で繁栄しました。       
   町の北側は海に面し、他の三方を山に囲まれています。緑の壁に囲ま       
   れた町に入るとホッとします。それに人は少ないし、オットットー これが       
   問題なのです。駅前の商店街がシャッター通りになっているのです。       
   人口は2万3千人余り、昔から較べると減少していますが、激減という程       
   のことはありません。駅の反対側にある生協とイオンに、客を奪われた       
   ことが大きいのです。       
    前副町長等と飲んだ時に、シャッター通りのことが話題になりました。       
   前副町長も駅前商店街の衰退が気になっていたようです。彼は商店会       
   の集まりで、「御用聞き商売」を提案しました。       
   商店街がまとまって、パンフレットを作り、共稼ぎの家庭、年寄りの家(買       
   い物弱者)をまわって注文をとり、届けてあげるのです。生協が既にやっ       
   ていることですが、商店街が一つにまとまって対抗するのです。       
    商店主からの反応は「素人が何を言っているか」だったそうです。       
   なまじ自分は商売に精通している、自分はプロだと自惚れていると、       
   異なる角度からの見方は受け入れません。検討する前に門前払いを       
   食らわせてしまうのです。こんな人々には新しい情報は入ってきません。       
   ますます井の中の蛙です。話の内容が多少ずれていても、生かせる       
   材料がないか、検討するかどうかは、その人の器なのでしょう。       
   「素人が何を言ってるか」と言っても店のシャッターを閉めては、プロとは       
   言えません。       
        

ちょっとした技術の差が大きな差

 
    ある時、若い男性が事務所を尋ねて着ました。ホームページで無料       
   相談会をやっていると知って、来たとのことでした。入ってきて「どんな       
   相談にものってくれるのですか?」と聞くのです。       
   どんな難問か身構えますよね。こう切り出されたら。       
  話を聞くと次のようなことでした。ある村の観光協会で不正があった。       
   不正をはたらいた職員は4百数十万円を着服したことを認めている。観       
   光協会の経理がおかしいと感じた観光協会の会員が騒ぐはじめました。       
   この若者の父親もその中の一人です。騒ぎが大きくなり始めたら、村長       
   がこの件については、「これ以上口を出すな」と釘をさしました。       
   村長は事件が大きくなり村のイメージが落ちるのを防ぎたかったのでし       
   ょう。       
    その後職員の着服した穴を埋めるため、観光協会の会員に追加出資       
   を求めたのです。若者と仲間は納得できないので、自分たちで事件を       
   調べることにしたのです。観光協会の5ヵ年分の決算書を持ってきたの       
   で、おかしな所がないか見てほしいとのことです。       
    決算署の貸借対照表を見ると、未収入金が5期とも同じ金額が並んで       
   いました。499万・・・円。未収入金は回収すれば減ります。それで新し       
   い事業年度で発生した売上で未回収で残ったのが、新しい未収入金       
   の残高になります。ですから、未収入金は毎期金額が変化するのが       
   普通です。不正をはたらいた職員は回収したお金を観光協会に入れ       
   ず、自分のポケットに入れたのでしょう。決算時に困り、前期の金額と       
   同額にし続けたのです。このように説明してやりました。       
   決算書を見たことのない人には、どこをどう見たらよいか?分かりません。       
   僕も労働組合の会計をやっていたとき、決算に1月以上掛りました。休日も       
   寮にこもりやりました。終わって、雨戸を開けると、閉め切った部屋に光      
   が差し込みました。「世の中こんなに明るいんだ」と不思議な思いをしま       
   した。当時の決算の処理量なら、今なら1日で処理できることでしょう。       
   何事も技術の差は大きいですね。       

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