無料相談会にて
「無料相談会にて」
確定申告の時期になりました。この時期税理士会では、年金生活者
や個人商店等のため、無料の税金相談を行っています。税理士として
の社会貢献の一環です。
私も毎年、数日手伝いに出ます。色々な人のお話を聞けるのが面白い
からです。中でも青色申告会に応援にいくのが楽しみです。
ここに相談に来る方は、ほとんど個人商店主です。バー、理髪店、八百
屋さん・・・。業種も様々。
青色申告会は普段帳簿のつけ方などを指導しているので、我々が説明
すると理解してくれます。
また皆さんから仕事上の話を聞いていますと、皆さん苦労され、なんとかし
ようと必死に働いているのが感じられます。
ところが、区役所、駅中等などでやると、面白い方がやってきます。
1 終了時間間際に、箱一杯の資料を持ち込んできて、みてくれと言うの
です。
会場の責任者が、「もう時間だから、出来ません。明日もやっているから、
早めに来て下さい」と説得します。
「店を開けているからこの時間しかこれない」
「そんな理屈は通らんでしょう。あなたは金儲けに勢をだして、自分の仕
事が終わってから、やってくる。税理士はボランティアでやっている。あなた
の金儲けの尻を持ってこられても困る」と口論になります。
2 申告書に寡夫控除としているので、あなたは寡夫控除に該当しません
と言うと「昨年もこれで通った」と言うのです。そこで、寡夫の定義を見せて、
「当てはまらないでしょう」
Aさん「自分に当てはまる部分だけを見ることにしている。都合の悪いことは
読まない」
言い合っているうち
Aさん「昨年も税理士から寡夫に該当しないと指摘されたが、そのまま提出
した」と白状します。
Aさん「税務署から何も言ってこないから、認められたのだ」
私 「少額なので、チェックの対象とならなかっただけ。税理士が見逃してはみ
っともないので、サインしない」と言ったら、
Aさん「小沢の4億円に比べたら小さなものじゃないか・・」
政治家は身をきれいにしておいて欲しいものです。

